

という悩みをこの記事で一気に解決します。
3GBを境に費用が変わるポイントや、速度の安定性、通話の質も解説。
迷ったらメイン楽天モバイル×サブpovoという現実的な選び方もおすすめします。
海外は短期・買い切り・長期での使い分け、MNPの損しない切替日まで網羅。
読み終えたら「どれをいつ選ぶか」「月いくらか」まで自信を持って決められます。

質問に答えると、記事内の該当見出しへジャンプします(楽天モバイル/povo/UQ/併用)。
目次
【結論】楽天モバイル・povo・UQモバイルを比較した最適な選び方


- ヘビー=楽天モバイル
- 波ありライト=povo
- 速度重視=UQ
が基本です。
ただし、目的が通話や海外での使用の場合は最適は変わります。
下の見出しから、あなたの使い方にあったサービスを決めましょう。
毎日ヘビーに使う人 → 楽天モバイル

毎日ヘビーに使う人は楽天モバイルが本命です。
楽天モバイル・povo・UQモバイルの比較
サービス | 月額の目安 |
---|---|
楽天モバイル | 3,278円 ※無制限 |
povo | 7日使い放題×12回=9,834円 (4週間で3,278円相当) ※期間内は使い放題 |
UQモバイル | トクトクプラン2 ※最大35GB |
- 楽天モバイル
→無制限3,278円で月額が確定し、追加の手間も不要。 - povo
→終わったら購入が手間。 - UQモバイル
→最大35GBで容量が小さい。
在宅テザリングや動画視聴が続くなら楽天で固定化しましょう。
▼無制限で使える▼
料金の逆転ポイントはこちら。
週だけ増やす運用はpovoの使い放題へ
使う月と使わない月がある人 → povo

毎月の利用量に波がある人は、固定費を抑えやすいpovoが第一候補です。
povoは有料トッピングを買わなければ最長180日のあいだ0円維持が可能で、使わない月は何もしないだけで費用が増えません。
一方の楽天モバイルやUQモバイルは未使用でも月額料金がかかるため、使う月だけデータを買う人ほどpovoの方が支出を抑えやすいです。
詳しい境目は料金の逆転で確認してください。
通話をほとんどしない or 短時間だけ → povo

短い発信が中心の人は、固定費を抑えやすいpovoがおすすめです。
未使用月は有料トッピングを買わずに0円維持ができ、必要な月だけ5分かけ放題(月550円)を足せば日常の通話コストを小さく抑えられます。
家族との連絡はLINE通話をWi-Fiで済ませ、外出先で数分だけ発信する月はpovo基本+5分かけ放題で支出がおさまります。
詳しい違いは通話比較へ。
長電話・海外から通話することが多い → 楽天モバイル

長電話や海外からの発信が多い人は、楽天モバイルを軸にすると費用を安定させやすいです。
Rakuten Linkで国内通話がかけ放題、海外から日本への発信も対象国なら無料だからです。
たとえば出張中に毎日30分の連絡が続いても、アプリ経由の発信なら追加の通話料がふくらみにくくなります。

詳しい違いは通話比較でチェックしましょう。
▼Rakuten Linkで国内通話が無料▼
通信速度を特に重視する人 → UQモバイル

速度最重視ならUQモバイルを第一候補にしてください。
実測の平均値が高く、体感の安定にも期待できます。
サービス | 平均値 ダウンロード アップロード Ping値 |
---|---|
UQモバイル | 128.98Mbps 16.2Mbps 40.96ms |
povo | 126.46Mbps 18.01Mbps 42.55ms |
楽天モバイル (キャリア) | 83.20Mbps 24.70Mbps 50.53ms |
みんなの通信速度の直近集計では、UQモバイルの平均ダウンロードは128.98Mbps・Ping値は40.96msと良好です。
速度を軸に選ぶならUQモバイル、料金や柔軟性は別章で比較しましょう。
決めきれない人 → 楽天モバイルとpovoのデュアルSIMがおすすめ

決めきれない人は、スマホ1台で2回線(デュアルSIM)が最適です。
楽天の無制限と通話アプリを主軸にしつつ、povoは0円で待機し、必要な日だけ24時間使い放題330円(税込)を足せます。

設計と設定はこちら。
楽天モバイル・povo・UQモバイルの料金比較|利用量別にどちらが安いか

楽天モバイル・UQモバイル・povoを比較します。
この章では0〜3GBと3GB超の逆転ポイント、24時間や大容量トッピングの使いどころ、通話の違いを表で整理します。
楽天モバイル・UQモバイル・povoはどの利用量で料金が逆転するか

【結論】
3GB超〜20GB=楽天モバイル
20GB超〜30GB=povo
30GB超〜無制限=楽天モバイル
UQモバイルは速度の安定が強みですが、料金面ではこの帯域だと割高になりやすいです。
根拠は価格帯の設計にあります。

povoは3GBで990円(税込)と強い一方、20GBは2,700円(税込)、30GBは2,780円(税込)です。
楽天モバイルは段階制で3〜20GBが2,178円(税込)、無制限は3,278円(税込)で上限が固定されます。
月の実績が3GBを超えやすい人ほど、楽天モバイルのほうが総額を抑えやすいです。

povoの24時間使い放題・大容量まとめ買いはどんな人に最適

【結論】
必要な日や期間にだけ追加し、未使用月の固定費を抑えられます。
povoはオンデマンド型の増量が得意で、
- 24時間使い放題330円(税込)
- 7日間×12回分9,834円(税込)
- 300GB/90日9,834円(税込)
- 300GB/365日24,800円(税込)
など用途別に選べます。
短期の出張やイベント週は使い放題、数ヶ月の学期や繁忙期は大容量でまとめて確保すると無駄が減ります。
おすすめの使い方
- 動画を長時間見る日がある
- ライブ配信を観る日が決まっている
- 出張や旅行で屋外通信が増える週がある
- PCテザリングが必要な日がたまにある
- 停電や工事で固定回線が使えない期間がある
月ごとの波が大きい人や「必要な時だけ強くする」運用にpovoは相性が良いです。
普段は低コスト、繁忙期だけ増量という設計にすると支出を最小化しやすいです。
通話料の違い|品質を気にしないなら楽天モバイル、品質を気にする人ならpovoかUQモバイル

【結論】
音の安定を重視するならpovo・UQモバイルがおすすめです。
楽天モバイルはRakuten Linkで国内通話0円・海外から日本も対象国は0円ですが、アプリ通話のため音質にばらつきが出る場合があります。
povoとUQモバイルは回線のVoLTEでつながるため安定しやすく、短通話中心ならpovoの5分かけ放題(月550円税込)が手軽です。
通話オプションの比較
サービス | 通話オプション・料金 |
---|---|
楽天モバイル | ・Rakuten Link: 国内0円 海外→日本0円(対象国) ・15分かけ放題1,100円/月 ・国際通話かけ放題980円/月 |
povo | ・5分以内かけ放題550円/月 ・通話かけ放題1,650円/月 |
UQモバイル | ・通話放題ライト(10分/回)880円/月 ・通話放題1,980円/月 |

節約を優先するなら楽天モバイル、音の安定を優先するならpovoかUQモバイルを選びましょう。
楽天モバイル・povo・UQモバイルの通信エリア・電波を徹底比較

通信の満足度は料金以上に「つながりやすさ」で決まります。
楽天モバイルとpovoを、公式エリアマップの見方と屋内・地下・地方での傾向の順に整理します。
まず地図の確認ポイントを押さえ、続いて環境別の注意点を見ていきます。
エリア確認の手順と見るべきポイント

つながらない時間の損失が料金差を上回るため、エリアは料金以上に重要です。
日常の動線で電波が安定するかを先に確認すると、契約後の後悔を避けやすいです。
住所や駅名で検索し、平日・休日の移動ルートを重ねてチェックしましょう。
最後に地図を同条件比較し、4G/5Gの切替や凡例をそろえて差を見ます。
楽天モバイル:エリアマップで住所検索→4G/5G切替→拡大表示
povo/UQモバイル(au回線):auエリアで同条件に設定→住所検索→拡大表示
見るべきポイント
- 凡例の色分け(4G/5G・予定含む)を確認・同条件で比較
- 屋内・地下・大型商業施設は弱く出やすい箇所をメモ
- 主要駅・自宅・職場・よく行く商業施設の4点を必ずチェック
- 5G優先より4Gの面密度を優先して可用性を判断

屋内・地下・地方の傾向

【結論】
周波数の浸透や基地局密度の影響で、建物内や郊外で差が出やすいからです。

楽天モバイルでは大型商業施設で電波が弱い場面に遭遇した日があり、アプリが開かない事例がありました。
povoは未使用ですが、Xの声をざっと見る限り「つながらない」という投稿は多くありません(参考:X)。
最終判断は自宅・職場・よく行く施設での実地確認を行い、つながる回線をデータ主回線、もう一方をサブで補完しましょう。
電波についてはこちらの記事でも解説しています。
併用(デュアルSIM)でいいとこ取りする設計と設定

迷ったら併用が安全です。
主回線は楽天モバイル(無制限+Rakuten Link)、副回線はpovo(0円維持+必要日だけ24時間使い放題)を基本形にします。
この章では役割分担、切替のコツ、iPhone/Androidの設定と月額シミュレーションまで解説します。
メイン楽天(無制限+Link)×サブpovo(0円維持+24h無制限)がおすすめ

おすすめ
楽天モバイルは無制限とRakuten Linkで月額を固定しやすく、普段使いのコストと通話をまとめてカバーできます。
povoは0円で待機でき、必要な日にだけ24時間使い放題トッピングを追加できるため、突発的な増量や電波の穴に強いです。

設定手順や切替のコツはこの後の章で解説します。
▼知りたいところをクリック▼
楽天モバイル:iPhoneのデュアルSIM設定方法

step
1eSIMを追加
- モバイル通信
- eSIMを追加
- QRコード読み取り or 転送でアクティベート
step
2プランにラベル付け
- 設定
- モバイル通信
- それぞれの回線に「楽天(メイン)/povo(サブ)」など分かりやすい名称を付ける
step
3デフォルトの音声回線
- 設定
- モバイル通信
- 「デフォルトの音声回線」で通話に使う回線を指定
step
4モバイルデータ通信の回線
- 設定
- モバイル通信
- 「モバイルデータ通信」で常用データ回線(例:楽天)を指定
step
5データ自動切替の許可
- 設定
- モバイル通信
- モバイルデータ通信
- 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオン(メイン圏外時にサブへ自動切替)
step
6連絡先ごとの回線固定
- 連絡先を開く
- デフォルト
- その相手に使う回線を指定(仕事=楽天/私用=povo など)
step
7メッセージ・FaceTimeの回線選択
- メッセージ新規作成や通話前に、画面上部の番号欄から使う回線を切替え
step
8手動でデータ回線を切替
電波が弱い場所では、以下の手順で切り替えます。
- 設定
- 「モバイル通信」
- 「モバイルデータ通信」でサブ回線(povo)に切替え
※参照:Apple ※9月時点の情報です。詳細は公式サイトを確認してください。
楽天モバイル:AndroidのデュアルSIM設定方法
step
1準備
- eSIMを開通
step
2eSIMを有効/無効にする
- 設定
- ネットワークとインターネット
- 「SIMを使用」のスイッチでON/OFFを切り替える
step
3データ優先の設定
- 設定
- 「モバイルネットワーク」→「データ通信の設定」
- 使う回線(例:楽天)を選ぶ
step
4通話の設定
- 設定
- 「モバイルネットワーク」→「通話の設定」
- 使う回線(例:楽天)を選ぶ
step
5SMSの設定
- 設定
- 「モバイルネットワーク」→「SMSの設定」
- 使う回線(例:楽天)を選ぶ
※参照:楽天モバイル※9月時点の情報です。詳細は公式サイトを確認してください。
楽天モバイル:eSIM対応の端末

- iPhone 17 Pro Max/17 Pro/17/iPhone Air
- iPhone 16 Pro Max/16 Pro/16 Plus/16/16e
- iPhone 15 Pro Max/15 Pro/15 Plus/15
- iPhone 14 Plus/14/iPhone SE(第3世代)
- Google Pixel 10/10 Pro/9a
- Nothing Phone (3)/Phone (3a)/CMF Phone 2 Pro
- OPPO Reno13 A/OPPO A3 5G
- AQUOS wish5/AQUOS sense9
- arrows We2/arrows We2 Plus
- Xperia 10 VI
※参照:楽天モバイル※9月時点の情報です。上記は「現在販売しているeSIM対応製品」からの抜粋です。販売状況や在庫で表示ラインアップは変わります。最新の掲載端末は公式の「eSIM対応製品」一覧を確認してください。
povoの副回線切り替え方法
- 設定
- モバイル通信
- モバイルデータ通信
- 「povo2.0」を選択
- チェックが入っていることを確認
※参照:povo※9月時点の情報です。詳細は公式サイトをご確認ください。
ライト月/ヘビー月の切替シナリオ(実際の月額シミュレーション)

【結論】
常時は楽天で固定、必要日だけpovoを足せます。
例:ライト月は楽天1,078円+出張日にpovo24時間330円で合計1,408円。
シーン | 月額目安 |
---|---|
ライト月(〜3GB) | 楽天 1,078円 |
ライト月+出張1日 | 1,078円+330円=1,408円 |
例:ヘビー月は楽天無制限3,278円に、予備でpovo1GB/7日390円を追加。
シーン | 月額目安 |
---|---|
ヘビー月(無制限) | 楽天 3,278円 |
ヘビー月+予備povo | 3,278円+390円=3,668円 |

海外利用の比較|楽天モバイルローミング vs povo海外パック vs UQモバイル(auローミング)

海外は料金形態が三者三様です。
楽天モバイルは月内2GBまでは追加0円で使えます。
povoは国と日数で買い切りのパック方式です。
UQモバイル(au)は1日定額で大容量向きです。
旅程(日数・行き先・必要量)ごとに最安が変わるため、次の見出しでシーン別に整理します。
【短期・軽量〜2GB/月】手軽さ重視→楽天モバイル(追加0円)
【結論】
月内2GBまで追加料金ゼロで使えます(ローミング=海外でも日本の回線を使う仕組み)。
対象国が広く、2GBを超えても128kbpsで通信は継続します。
高速が必要なときだけ1GB=500円(税込)でチャージできるうえに、「Rakuten Link」なら海外から日本の番号への通話も無料です。
例
3日間のソウル旅で地図・SNS・店の検索が中心なら、多くの人は2GBに収まります。万一足りなくても、その場で1GBだけ追加すればOK。
レンタルWi-Fiや現地SIMの受け取り・返却は不要で、端末のローミングをオンにするだけです。

詳細は公式の海外案内も確認してください(楽天モバイル 海外利用ガイド)。
【買い切り派】対象国/期間が合えば→povo海外パック
【結論】
国と期間で定額、必要量を前もって決めやすく、短期の中容量に向きます。
例
韓国3日1GB 680円/7日3GB 1,980円、米国3日1GB 760円、欧州9か国7日3GB 2,430円。対象外はレギュラー枠も用意。
povo海外パック(例) | 容量/期間 料金 | 公式 |
---|---|---|
韓国 | 1GB / 3日 680円 | 詳細 |
韓国 | 3GB / 7日 1,980円 | 詳細 |
アメリカ | 1GB / 3日 760円 | 詳細 |
アメリカ | 3GB / 7日 2,200円 | 詳細 |
ヨーロッパ9カ国 | 3GB / 7日 2,430円 | 詳細 |
レギュラー(90+国) | 1GB / 3日 1,480円 | 詳細 |

複数国や長期は楽天モバイルや現地eSIMも比べましょう。
【長期・大容量】楽天が安い(500円/GBで積み増し)
【結論】

サービス | 料金の目安 |
---|---|
楽天モバイル | 3,278円+8GB×500円=7,278円 |
povo | レギュラー10GB/30日 9,800円 |
UQモバイル(au海外放題) | 800〜1,200円×30日=24,000〜36,000円 |
サービス | 料金の目安 |
---|---|
楽天モバイル | 3,278円+3GB×500円=4,778円 |
povo | レギュラー5GB/14日 7,080円 |
UQモバイル | 800〜1,200円×14日=11,200〜16,800円 |
サービス | 料金の目安 |
---|---|
楽天モバイル | 3,278円+1GB×500円=3,778円 |
povo | 国別パック例:韓国1,980円/米国2,200円 |
UQモバイル | 800〜1,200円×7日=5,600〜8,400円 |
サービス | 料金の目安 |
---|---|
楽天モバイル | 使うほど加算(例:10GBで+5,000円) |
povo | 無制限プランなし |
UQモバイル | 800〜1,200円/24hで使い放題 |
10GB/30日では楽天モバイル7,278円、povo9,800円、UQモバイルは24,000円以上です。
5GB/14日でも楽天モバイル4,778円に対し、povo7,080円、UQモバイル11,200円以上。
長期出張や留学は楽天モバイルを軸に検討しましょう。
▼海外でも楽天モバイルがお得▼
【無制限が必要】1〜2日集中的に使う→UQモバイル(au海外放題)
【結論】
24時間ごとの定額でデータ使い放題なので、容量を気にせず使えます。
大容量を短期で使う時の概算(1人)
ケースA | 1日で約5GB |
---|---|
UQモバイル(au海外放題) | 800〜1,200円/24時間 予約あり:800円 or 1,000円/24時間、予約なし:1,200円/24時間 |
楽天モバイル | 1,500円 目安 月2GB無料+追加3GB×500円 |
povo | 7,080円 目安 レギュラー5GB/14日 |
ケースB | 2日で約10GB |
---|---|
UQモバイル (au海外放題) | 1,600〜2,400円/48時間 |
楽天モバイル | 4,000円 目安 月2GB無料+追加8GB×500円 |
povo | 9,800円 目安 レギュラー10GB/30日 |
現地到着時刻に合わせてアプリで予約→入国後すぐ使える流れです。
日数や人数が増えると総額が上がりやすい点だけは要チェックです。
現地SIM/eSIMとの比較(家族旅行シーン想定)
用語:ここでの「現地SIM」は物理SIMと現地eSIMの総称です。eSIM対応端末はオンラインで即開通、物理SIMは空港/街のショップで購入して差し替えます。
現地SIM/eSIM:eSIMはオンラインで即時、物理SIMはショップで購入・差し替え。
長期・大容量:現地SIM/eSIMが安くなるケースが目立つ(国・為替で差)。
必要あり(現地SMS認証/予約電話)→ 現地SIM/eSIMが便利。
単一国長期:現地SIM/eSIMのほうが電波/容量/価格のバランスがとりやすい。
例① 韓国3日(軽め1〜2GB/人)
【目安】
現地SIM/eSIMは空港/オンラインで1人1プランを購入。家族人数分で総額が下がる場合もあります。
例② アメリカ7日(3GB/人)
【目安】
現地SIM/eSIMは7日・3GBの相場を比較。家族4人ならまとめ買いのほうが安いこともあります。
例③ ヨーロッパ周遊7日(3GB/人)
【目安】
現地SIM/eSIMは周遊対応のeSIM(地域プラン)が便利ですが、入らない国が混じると割高になります。
※価格は国・為替・キャンペーンで変動します。最新の現地SIM/eSIMの条件(対応国、容量、APN、対応端末)は購入前に必ず公式で確認してください。iPhoneはeSIM専用モデルあり/AndroidはデュアルSIM可否とバンド対応を要確認。
乗り換え(MNP)とお得なタイミング

乗り換えで損しないコツは、手順・開通日・キャンペーンの順番です。
ここでは
- 超要点チェック
- 請求開始日の決め方
- 楽天モバイル・povo・UQモバイルの最安手順
を、私の実体験ベースでやさしく解説します。
最後にやりがちミスも確認します。
乗り換え(MNP)手順|超要点チェックリスト
乗り換えは「事前準備→申し込み→開通」の三段階を押さえるだけです。

ワンストップ対応なら申込先だけで番号を引き継げますが、非対応の場合はMNP予約番号を発行しましょう。
つまずきの多くは本人確認・端末対応・支払い方法・認証手段・開通タイミングです。
先に潰すと迷いません。
チェックリスト
- 事前準備(前日まで)
□ 端末の対応を確認(SIMフリー・対応バンド・eSIM/デュアルSIM)
□ 旧キャリアのキャリア決済・留守電・転送を停止
□ 認証手段を確認(SMS受信・重要サービスの2段階認証)
□ 楽天はRakuten Link・povoは公式アプリを用意
□ 本人確認書類と支払い方法(クレカ/口座)を準備 - 申し込み時
□ 「MNPワンストップ」対応ならそのまま申込で番号引継ぎ
□ 非対応はMNP予約番号を取得し、有効期限内に申込
□ eSIMはWi-Fi環境とQR受信メール先を確認
□ 物理SIMは受取住所と配達予定を確認 - 開通・切替(当日)
□ 混雑回避で平日昼間に実施し、バックアップを確保
□ 楽天モバイルは開通後にRakuten Linkを初期設定
□ povoは開通後にAPN自動設定を確認(手動設定も用意)
□ データ優先/音声優先の回線を設定し、発着信をテスト - 開通後
□ 旧回線の自動解約を確認・SIM返却の要否を確認
□ メール・連絡先・2段階認証を新回線で再設定
□ 家族割・紹介・エントリーなどのキャンペーン登録を完了

不安なら物理SIMで到着後にゆっくり切り替えます。
請求の締めやキャンペーンのエントリー順を次章で合わせると、総額をさらに抑えられます。
請求開始日のベストタイミング(損しない開通日の決め方)
【結論】
楽天モバイル・UQモバイルは使った分で料金が決まるので、月末開通でも当月費用を抑えやすいです。
povoは使う日に買うだけでOKです。
かんたん比較
回線 | ベストな切替の考え方 |
---|---|
楽天モバイル | 月末に開通し当月は低利用。 段階制で安く収まりやすい。 |
UQモバイル | 月末に開通し当月は低利用。 旧回線は日割りなしに注意。 |
povo | 基本料0円。 必要日だけ当日購入でムダを作らない。 |

最後に旧回線の締め日と新回線の起算日を公式で確認すると安心です。
キャンペーンで一番トクにする手順
ポイント
ほとんどの特典はやった順番で判定されます。
- 共通の型(順番):事前エントリー → 申込 → 開通 → 初期設定(アプリ等) → 支払い条件の設定 → 受取確認
- 期限の確認:対象期間・判定日・達成期限(○日以内など)をメモしてから申込
- 証跡を残す:エントリー完了画面・開通日時・初期設定のスクショを保存
取りこぼしを防ぐ型に沿いましょう。
楽天モバイルでの順番(具体例)
- 対象キャンペーンにログインして事前エントリー
- 申込(MNPやeSIM選択を完了)
- 開通後にRakuten Linkで発着信・SMSの初期設定
- 期限内に利用開始・支払い情報を確定
- マイページで進呈予定ポイントを確認。遅延時は条件再確認。
povoでの順番(具体例)
- 企画ページからエントリー
- アプリでeSIM発行・開通
- 指定トッピングの購入や利用開始の期限を順守
- 付与時期を確認し、未反映なら問い合わせ。
UQモバイルでの順番(具体例)
- 申込後に「自宅セット割」または「家族セット割」の手続き
- 支払いをau PAYカードに設定
- 月末時点で条件が整っているかを確認(翌月から割引反映のケースあり)
よくある質問(どっち/併用/電波/海外/MNP)
ここでは、楽天モバイル・povo・UQモバイルで迷いやすい疑問を、短く要点だけ答えます。
「どっちが得か」「併用は最強か」「電波や海外の使い方」「乗り換えのコツ」まで、すぐ判断できる実用回答です。
楽天モバイルとpovo、UQモバイルは結局どっちが得?
月の使い方で最安は変わります。
- 3GB以下や不使用月がある人はpovo
- 毎日たっぷり使う人は楽天モバイル
- 速度の安定感を最重視ならUQモバイル
楽天モバイルは段階制で上限3,278円(税込)の無制限、povoは基本料0円+都度トッピング、UQモバイルは回線品質と割引の安定です。
目安は下の早見表をご覧ください。
使い方 | 得する回線 |
---|---|
3GB以下の月が多い・使わない月がある | povo(0円運用+必要時トッピング) |
毎日動画やテザリングで大容量 | 楽天モバイル(段階制上限で無制限) |
通信速度・安定性を最優先 | UQモバイル(速度の評判と割引) |
迷う場合は「楽天モバイル(主)+povo(副)」の併用でムダを抑えつつ安心を確保できます。
楽天モバイルとpovoの併用は本当に最強?
結論
日常は楽天モバイルの無制限とRakuten Link通話で固定費を抑え、必要な日だけpovoで24時間データや海外パックを足すことで、エリア不安もau回線で補えます。
具体例
- 動き:普段は楽天モバイルをデータ主回線、週末だけpovo「24時間使い放題」を追加
- 費用:330円/回(週1×4回=1,320円)
- ポイント:当日朝に購入すると24時間まるごと使えます
- 動き:その日だけ「データ優先」をpovoへ手動切替
- 費用:スポット330円/24h or 3GB/30日 990円・20GB/30日 2,700円
- ポイント:APN/VoLTEを事前確認。iPhoneは「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフにすると誤切替を防げます
- 動き:対象国ならpovo海外パック/長期・2GB超なら楽天モバイル+追加500円/GB
- 費用例:韓国 1GB/3日 680円・3GB/7日 1,980円
- ポイント:家族は人数分で総額が変わるため各端末で最適を選択
※表内すべて税込です。
成立条件・注意
- povoは180日間有料トッピングなしで順次利用停止の規約あり
- 端末がデュアルSIM対応か確認・「データ優先/音声優先」を使い分け
- Rakuten Linkの対象外番号・品質差を理解(標準通話が安心な場面も)
迷うなら、まずは「楽天モバイル(主)+povo(副)」で小さく試し、運用感を掴んでから最適化しましょう。
デュアルSIMはめんどうじゃない?
結論
iPhone・Androidとも「データ優先」と「音声優先」を一度設定すれば自動で使い分けます。
圏外や速度が気になる時だけ、画面上から回線を切り替えれば十分です。
楽天モバイル=データ優先、povo=予備回線。
日常は楽天を使い、混雑や圏外ならクイック設定(iPhoneのコントロールセンター/Androidのクイック設定)でpovoへ切替。
必要な日だけトッピングを購入します。
一度整えておけば、通勤も旅行もワンタップで対応できます。
めんどうより安心の保険に近いです。
家族割を使うならどこがお得?
結論
楽天モバイルは段階制で3GBまで1,078円(税込)・20GBまで2,178円(税込)・無制限3,278円(税込)。ここから最強家族プログラムで各回線110円引きです。
UQモバイルは「トクトクプラン2」が家族割で各回線550円引きですが、もとの基本料が高めで、同じデータ量なら総額は楽天の方が下がりやすいです。
家族3人 × 月10GB前後 20GB帯想定
-
楽天モバイル 6,204円/月2,178円 × 3 − 110円 × 3
-
UQモバイル 10,494円/月4,048円 × 3 − 550円 × 3
家族3人 × 月3GB未満
-
楽天モバイル 2,904円/月1,078円 × 3 − 110円 × 3
-
UQモバイル 7,194円/月2,948円 × 3 − 550円 × 3

迷う場合は、楽天モバイル+povoのデュアル運用で費用と安心を両立させてください。
まとめ|1分で分かる!楽天・UQ・povoの比較
最後に要点だけサッと確認します。
料金・電波・海外の切り分けと、用途別のおすすめをスマホ向けに簡潔にまとめました。
迷ったら「メイン楽天+サブpovo」を軸に検討すると外しにくいです。
項目 | 結論(ひとことで) |
---|---|
料金 | 〜3GBはpovoがお得。 3GB超〜無制限は楽天モバイルが安定。 UQモバイルは家族割込みで検討。 |
電波・速度 | 広い安定性はUQ・povo(au網)。 生活圏で繋がるなら楽天のコスパが光ります。 |
海外 | 短期・軽量は楽天モバイル追加0円 対象国・期間が合えばpovo海外パック 1〜2日ガッツリ無制限はUQ(au海外放題) |
併用難易度 | デュアルSIMはiPhone/Androidとも数分で設定。 >手順はこちら |
最終判断は「生活圏で繋がるか」と「月の使用量」で決まります。
▼3GB超が多いなら楽天モバイルの無制限へ▼